お知らせ

屋根防水~雨漏りの原因とメンテナンス~

雨風から家を守ってくれるのが、家の外側にある屋根や外壁です。
こういった部分の表面に、もしヒビや亀裂が入ったら、すぐに水が入ってくるのでしょうか?
そうではありません。内部の構造部分にまで水が入らないように施工されているのが、防水シートです。

しかし、防水性が損なわれてしまうと、木材や鉄骨は腐食したり、サビついてしまったりして、
家が傷む原因ともなりかねませんので、定期的な点検確認は、必ず行うようにしましょう。

屋根の防水工事は、まず下地材(野地板)のうえに、アスファルトルーフィングという防水シートを張ります。
アスファルトルーフィングとは、アスファルトをしみこませた防水シートのことで、
水や湿気を通さないという特徴を持っています。
そのアスファルトルーフィングの上に、垂木(棟から軒にかけた斜材のこと)、
さいごに屋根材の順番で仕上げていくのが一般的な工法です。

ルーフィングは、おもに熱や酸化によるアスファルトの硬化が、
劣化の原因となります。
垂木はこのルーフィングを貫通して、釘またはビスで固定するのですが、
劣化によって釘周りにすき間が生じると、そこから雨漏りに至るケースが多くあります。

ルーフィングの耐用年数は15年~20年が目安といわれていますので、
時期が近付いているお住まいでしたら、点検確認をお勧めいたします。

屋根・外壁・防水工事に関するご質問やご相談はこちらからお待ちいたしております。
お気軽にどうぞ!

 

2020.01.20

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